ドバイへ出張に行くことになり、事前にいろいろと調べていましたが日本語の情報がまだまだ少ない。
時間の調整が難しい出張中に、必要なものを現地で調達するのも難しいもの。
ということで、実際にいって「持って行って良かった!」という以下のモノを紹介します。
- スマホ(デュアルSIM)
- モバイルバッテリー
- カシムラ変換プラグ
- 延長コード
- PD充電器
- 8インチタブレット
- 有線イヤホン
- メモ帳とペン(レシートが出ないとき用)
現地で特に重要になる通信手段については、実際に現地SIMを使ってみると不便だったこともあるので読んでいただければと思います。
ドバイの通信環境について
ドバイ空港内は無料wifiが飛んでいるので、飛行機の到着直後はすぐにインターネット通信が可能。
ショッピングモールやカフェでも基本的には無料wifi環境がととのっているので店内にいる限り通信環境に困ることはありません。
今回1週間の出張で現地SIMを2GBで契約したが、動画やインスタをモバイルデータで使わない限り2GBで十分でした。
エミレーツ航空内でのWiFi利用について
今回渡航に使ったのはエミレーツ航空のエコノミークラス。
エコノミークラスでも一部WiFiが使用可能です。
エミレーツスカイワーズ(会員登録無料)の会員になればLINE等のチャットアプリの使用が可能です。
※テキストのみ
日本国内で借りるレンタルWiFiは必要か?
結論から言うと、こういった方は持って行った方がベター。
- チャットアプリ(LINE等)の無料通話が必須の方
- 英語に不安のある方
上記以外の方は不要。
UAE入国時に無料SIMカード(1GB)が配布されます。それ以外にも空港内には早朝からオープンしている通信会社のショップがあります。
入国時に無料配布されるSIMカード。ただしアクティベートの難易度は高い。
UAEでは入国時にSIMカードが配布されます。
※筆者の入国時は入国審査官に「SIMカードください」と言わなければもらえなかった。
過去の体験談を拝見しても、その時々で受け渡し方、容量が違うようなので注意。
「もらえなかったな・・。」と思ったら審査官に声を掛けましょう。もらえます。
筆者は審査官に言ってSIMカード(1GB 通信会社はdu)を手に入れることが出来たが、アクティベートの難易度が高かった。というか恥ずかしながらアクティベートできなかった。
過去に何度もSIMカードのアクティベートをやっていますが、承認時のSMSがどうやっても届かず断念。
アクティベートの難易度が高すぎて空港内でSIMカードを購入した
結局自力でのアクティベートをあきらめて、空港内のduショップへヘルプを求めることにしました。
ですが、店員さんからは「あきらめてsimカードを買え」とのこと。
2GBのプランを購入しました。
1週間の滞在でしたが十分でした。
私が契約した通信会社「du」の料金プランはプリペイド方式では以下のとおり。
- 2GB 49AED(約1800円)
- 4GB 79AED(約2900円)
- 6GB 99AED(約3600円)
- 10GB 139AED(約5105円)
すべて28日間使用可(2023年2月現在)
そのショップには私以外にも「もらったSIMが使えない」というお客さんが数名いました。やはり難易度が高い、もしくは当日に何かしらの障害が出ていたのかもしれません。
duのショップでSIMカードを購入したところ、アクティベートも全部やってもらい、即使用可能になります。
【現地SIMのデメリット】無料通話ができない
現地SIMにはデメリットがあります。
現地の電話会社保護のため、チャットアプリの無料通話が使用できません。
※テキストは問題なく使えます。
- LINE
これらの無料通話はすべて不可。これはつらかった。
無料通話必須の方はデータローミングや日本国内でレンタルWIFIを借りましょう。
事前に通信会社への確認は必須です。
ドバイ出張に必須のガジェット8選
以下は、仕事中に「持ってきておいてよかった!」と思ったガジェット8選です。
国内ではそれほど必要性を感じなかったものでも、現地では非常に助かりました。
スマホ(SIMフリー&デュアルSIM)
スマホの必要性は日本国内にいるときよりも格段に上がります。
マップ、配車アプリの手配、レストランの検索、翻訳アプリ等々。
現地SIMを使うならSIMフリー&デュアルSIM。
SIMフリー機じゃない場合は事前にショップでSIMロックの解除を。
国内用のSIMをなくすと大変なのでSIMスロットが2つあると安心。
モバイルバッテリー
必須です。
私、国内ではほとんどモバイルバッテリーを使うことがありません。
ですが出張中は別。
写真や動画撮影、Googleマップ、その他検索で想像以上にスマホを酷使します。
ビジネスでのやり取りもメールよりWhatsApp等のチャットアプリを好む方が多く、携帯の使用頻度が非常に高い。
ゲーム、頻繁な動画撮影などをしないのであれば5000mAhあれば十分。
荷物を減らしたい方はコード不要、コンセント直差しで充電可能なタイプが特におすすめ。
カシムラ変換プラグ(BFタイプ使用可能ならなんでも)
ドバイのコンセントはBFタイプ。
この変換プラグ一つあれば世界中のほとんどのコンセントに対応できます。(変圧機能はついていません)
変換プラグがないと日本の家電製品は充電、起動ができません。
カシムラの変換プラグは軽くて小さく携帯性に優れていますが、プラスチック製で衝撃には強くないのでケース入りがおすすめです。
電源タップ
以外と忘れがちなのが電源タップ。
変換プラグ1つにつき、挿せるコンセントは1つのみ。
複数台の充電をしたいときは追加の電源タップが必須。
ホテルのベッド脇にUSBを直接差し込むコンセントがある場合もあるが、とにかく充電速度が遅いことが多いので複数台の充電のためには電源タップは持っていきましょう。
PD充電器
PCを持っていくのなら必須。
PC純正の充電器は重く大きくて持ち歩きには不便。
タイプCで100Wの充電ができるコンパクトなものが増えているので1個持っておくと便利。
国内出張でも頻繁に使うのでぜひ。
これが一つあるだけで荷物の重量が大きく変わります
8インチタブレット
日本からドバイへのフライトは約12時間。
機内の映画で日本語字幕に対応しているものは少ないので暇つぶしに。
8インチなら軽くてかさばらないのでPCとセットでもって行っても負担になりません。
ホテル内で音楽やポッドキャストをかけるスピーカー代わりに使うのにも重宝しました。
現地のテレビは何を言っているのは全くわからないので、ホテル生活に手軽なエンタメは必須です。
有線イヤホン
充電を気にする必要が無いので、長距離フライトの飛行機に乗るときには有線のほうがなにかと便利。
密閉性の高いイヤホンはそれだけで耳栓変わりにもなります。
国内出張でも必携品です。
万が一の断線の際にもケーブルが取り換えらるものがおすすめ。
ポケットサイズのメモ帳とペン(レシートが出ないとき用)
ごく稀にレシートを出せない個人商店やタクシーがあります。
ですが経費精算の際にレシートがないと困るので、メモ帳に金額、サインを書いてレシート代わりに発行してもらう。
表紙が硬いロルバーンのノートは立ちながらでも書くことができるのでおすすめ。
まとめ スマホ、PC回りのガジェットは軽量かつパワフルなものを
ドバイ出張に持っていくべきガジェットをまとめると以下の通り。
PC、スマホ周りの充電関連に関しては、現地での持ち運びや機内への持ち込みも考慮して軽量かつパワフルなものがとにかくおすすめ。
特に何度も言いますが現地でスマホは必ず酷使します。
現地でSIMを調達することに不安がある方は必ず国内でを借りましょう。
スマホがないと行動範囲が極端に狭くなってしまいます。
それでは快適な出張を!