重低音最高!!
オーディオテクニカ「 ATH-CKS5TW」
を使用して1週間が経過しました。
試聴したくてもなかなかそんな機会が無いという方もいらっしゃると思います。
そんな方の為に使用後のレビューをお伝えします。
尚、お値段は18,000円程。(2020年5月の段階ではかなりお手頃になっています。)
使用状況(加筆です。半年経過後の現在)
実はかなり気に入って4カ月使用し倒した所、
接続状況が非常に悪くなり一度修理に出しました。
修理依頼から約1週間で手元に戻ってきました。
左用のイヤホン本体に不具合が出ていたようで、本体のみ新品交換。
その後の使用感はやはり文句なしに最高。
※2021年4月。購入から約2年がたち、故障してしまったため、
新しいイヤホンに切り替えました。
低音もしっかり出ているうえにこもらない。
良いイヤホンです。
使用環境
主に日常の通勤時、出張時に使用。
家の中で一人で仕事や作業に没頭したいときにも活躍してくれます。
メインは音楽を聴く為に使用。
使用1週間経過後の感想
経過は絶好調。
低音に決して弱いわけではないはずのAVIOT TE-D01bの音が物足りなく感じてしまいます。
一言でまとめると先の「重低音最高!」の一言になるのですが、
もう少し細かく買ってよかった以下の8点、使って感じた感想をレビューとして
書いていこうと思います。
- 着用感
- 本体ボタン操作の操作感
- 接続の安定性
- コーデックの変更が容易
- 音の雰囲気
- 通話
- 音の遅延
- バッテリー持ち
尚、再生機器はMOTOROLA motog6 (コーデックaptX)です。
比較対象がAVIOTのTE-D01bしかないので、
チョコチョコそれと比較しています。
1.着用感
直径2cm。
見た目。大事ですよね。
大きさとしては大き目です。
が、着用時に耳から飛び出すような不自然な見た目にはなりません。
この大きさがむしろメカメカしくてカッコいい。
側面のメタリックなブルーも何だか某機動戦士のようです。
先日、電車の中で真正面に立っていた女性が、
カーキ×ピンクをつけていましたが、カッコカワイかったです。
「一緒一緒!」
と無言のアピールをしましたが、
どうやら気付いてもらえなかったようです。
そして、この大きさで気になる着用時のストレスですが、
この重さで疲れるようなことはありません。
勝手にポロッと外れるようなことも1度もありません。
ただし、付属のシリコンリング(ウイング付き)が私の耳に合っていないようで、
ウイングが耳に当たるところは少し痛くなりました。
※画像のに見える少し輪っかのような物。これがウイングです。
その場合は、シリコンリングを付属のウイング無しの物に変更すれば問題ありません。
ヘッドバンギングしても外れませんよ。
家で一人でヘッドバンギングテストをしているところを
嫁に見られたのは
この私です。
※耳に密着させるイヤーピースは4種類が付属するので一番フィットするものを選んでください!
私の場合、デフォルトで装着されている物から、サイズを1つ落とすことで
完全にフィットしました。
2.本体ボタンの操作感
この物理ボタン。配置場所といい、使い勝手といい快適です。
今まで使っていたAVIOTのTE-D01bと決定的に違います。
私が思うTE-D01bの唯一の欠点が本体ボタンの操作の難しさでしたが、
ATH-CKS5TW に関しては快適そのもの。
特にイヤホン本体で音量を変えられる事がこんなにも便利だとは思いませんでした。
また、専用アプリの「connect」で左右のボタンの役割をそれぞれ変更することも可能。
1つ問題としては、ボタン操作する際に接続がやや途切れがちになります。
アンテナの配置の問題でしょうか。詳しいことはわかりません。
3.接続安定性
※2020年3月のファームウェアアップデートにより、
Qualcomm TrueWireless™️ Stereo Plusに対応しています!
これにより、接続が安定。バッテリーが更に安定します。
このブログで何度も名前が出てきますが、今まで使っていたワイヤレスイヤホンが、
接続の安定性を売りにしている「AVIOT」のTE-D01b。
それに比べると流石にこの点は劣るかな・・・。
と、
思っていまし..た!!
いやいや全く引けを取りませんよ。
駅の構内で電車が入ってきたときなどは流石に途切れますが、
普通の人混みの中ではほとんど途切れることもありません。
想像していたはるか斜め上を行く安定性です。
ただし人混みでズボンのお尻のポケットに携帯を入れていると、かなり途切れます。
コーデックを変更するか、前ポケットに入れるようにしましょう。
4.コーデックの変更が容易
普段のコーデックはオートセレクトでaptXになっています。
が、例えば
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-
- 接続が安定せずSBCに変更したいとき。
- バッテリーの消耗を抑えたいとき。
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等に専用アプリのconnectを使えば容易にコーデックを変更することができます。
スマホの設定から変更すると結構な手間ですからね。
ただし、コーデックを変更するとかなり音の雰囲気は変わります。
文面にするのは非常に難しいですが、
ザラつく感じというか、解像度が下がるというか・・。
そういった感じです(*´▽`*)
5.音の雰囲気
私がこのイヤホンで一番気に入っているのが、やはりこの音です。
私、「プロ」ではないのでフワッとした雰囲気でしかお伝え出来ませんが、
やはり「SOLID BASS」を名乗るだけあって、音が強いです。
低音の迫力が違います。
この音は好き嫌いがはっきり分かれるでしょう。
ボーカルや高音域のメロディを楽しみたい方にはあまり向いていません。
奥にボーカルが引っ込んでいる・・とまでは言いませんが、音はややこもりがちです。
正に重低音ファンの為の完全ワイヤレスイヤホン。
※ボーカルメインのポップスには不向きかもしれません。
ただし、勿論ですが音量はある程度上げる必要があります。
迫力を求めるのであればここはどうしようも無い点ですね。
重低音ファンが、完全ワイヤレスイヤホンをこの価格帯で選ぶなら
これ一択ですよ!
と、販売のお兄さんがおっしゃっていました。
その言葉、本当にそうなのかもしれません。
6.通話
殆ど使うことはありませんが、問題なく使用可能です。
ただ、このご時世でもまだヘッドセットで通話することに恥ずかしさを感じる私は
殆ど使いません。
追記 2019年10月27日
購入2カ月が経ち、やはり通話で使う機会も少しづつ出てきています。
全く問題なく使用可能です。
マイクも非常に優秀なのか、
大声を張り上げなくても、しっかり声を拾ってくれています。
7.音の遅延
動画を見ているときに僅かに遅延は出ている「ように」思えます。
言われてみれば、口の動きと音声がほんのわずかにずれているかな?
と思います。
が、殆ど気になることはありません。
ただしタブレットでサンプラーのアプリを使う時には
やや遅れが気になります。
8.バッテリー持ち
このイヤホンの売り1つでもあるバッテリーの持ち。
連続再生時間が最大15時間。
往復3時間程度の通勤であれば、もうケースを持ち運ぶ必要すらありません。
完全ワイヤレスイヤホンの心理的なストレスを、
9割方解消しているといっても過言では有りません。
TYPE-Cのケーブルという事も嬉しい点です。
※使用後半年経過しましたが、バッテリーの持ちは文句有りません。
素晴らしいの一言。
これまで出張等でも使用してきて、一度もバッテリーがストレスになったことはありません。
欠点
素晴らしいイヤホンには違いありませんが、
少し気になる欠点もお伝えします。
1.ケースが少し大きめでかさ張る。
カバンの中のマチの薄いポケット等では、ギリギリ入るかな?
という程度。
非常に軽いですが、薄くはありません。
そしてこのケース。イヤホン本体の仕上げの綺麗さに対して、
プラスチック製のコレ。高級感は残念ながら皆無。
ケースなのでしょうが無いですね。
防滴使用
防水のレベルがIPX2相当。おまけ程度の物です。
ここだけは購入したものの少し気になっています。
今年のように暑い夏だと汗も大量にかくわけで。
今後、もし何か問題が出ればここに書きたいと思います。
今のところ問題は出ていません。
左耳の接続が落ちる事数回
人混みの中や、電波が飛び交っているような場所では、
音飛びではなく、左耳に付けているイヤホンの接続が完全に切れてしまうことが有ります。
こうなると自動的に再接続はされません。
接続復帰の方法として
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- イヤホンをケースに一度閉まって再起動する
- 左耳のスイッチを長押しして電源OFF。再度長押しで電源ON
-
のどちらかの方法で復帰します。
1の方法は正直めちゃくちゃ面倒です。
2の方法でなら簡単ですね。
重低音が好きなら買ってマチガイナイ
間違いなくアタリ!の商品でした。
これは試聴しに行って正解。
聴かずに悩むなら、聴いて決めましょう。
が、近くに試聴できるお店がないんだよ・・。
という方の参考に少しでもなれば幸いです。
とにかく、重低音が好きな方で完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方には
おススメできる商品です。
是非聴いてみてください!!