わたくし「とどろ」が10数年連れ添った名作。
ちょっと重いのがたまに傷ですが、
雨の日も雪の日も。そんな辛い日にこそ足を守ってくれるそんな相棒。
DANNER (ダナー)のダナーライト
重さなんて何のその。
就職して初めてのボーナス(寸志)を足しにして買った、
思い入れのある一足です。
当時はかなり無理をしての購入でしたが、無理をしてでも買ってよかったと
今だからこそ思える、そんな逸品です。
DANNER LIGHTとは。
簡単にご説明します。
1980年に世界で初めて靴にGORE-TEX®を採用したハイキングブーツ。
誕生から約40年が経つ今でもなお、ポートランドの工場にてハンドメイドで製造されている。
ソールにはVibram®クレッターリフトを採用し、高い摩耗性、グリップ性を確保している。
※一部ダナーオフィシャルホームページより抜粋
気になるサイズ感は?
やや大き目です。
物にもよりますが、普段履いているスニーカーからワンサイズから
ハーフサイズ程下げるのがベターです。
私のダナーライトは
・US9(27.0CM)
・ワイズ(幅)EE
ですが、ダナーライトにはインソールが元々ついていないので、
上記のサイズの物にインソールを入れています。
インソールの使用に関しては色々な意見が有りますが、
インナーのGORE-TEX®保護の為、私はインソール使用派です。
正直これでもサイズ少し間違えたか?と思っています。
私の足は甲高幅広(実寸 足長25.5cm×足囲25cm)
本来私にとってのベストは
US8 1/2(26.5cm)+インソール
もしくは
US8(26.0cm) インソール無し
です。
※インソールの使用で、概ねハーフサイズ程サイズ感が変わってきます。
参考までに私が普段履いている他の靴のサイズを置いておきます。
- newbalance M1400 27.0cm ワイズD (EEより細めです)
- newbalance 990v3 27.0cm ワイズD
- puma suede 27.5cm
- NIKE cortez 27.5cm
- adidas stansmith 27.5cm
- adidas busenitz 27.5cm
- VANS オーセンティック 27.0cm
- クラークス ワラビー us8
- クラークス デザートブーツ us8
- Dr.MARTENS チェルシーブーツ us9 (ペダックのインソール使用)
DANNER LIGHT (ダナーライト)の魅力
色々とダナーライトを語るうえでウンチクになるようなことはあるんですが、
発売から何十周年だとか、ステッチダウンだとか、MADE IN USA だとか、
そんな細かいことはどうでも良いんです。よりも単純に、

タフです!
とにかくタフ。
ダナーライトの魅力はこの一言に尽きるのではないでしょうか。
- 雨の中、雪の中? → 問題有りません。防水です。
- 夏蒸れる? → 透湿です。案外蒸れません。
- ソールがすり減った?? → 交換すれば復活。交換しましょう。
- 手入れ?? → きれいすぎるダナーはカッコ悪い。ブラシでもかけておきましょう。
- 革が固くなった? → 指でデリケートクリーム塗り込みましょう。ミンクはNG。
とにかく汚れなんか気にしないで、ガシガシ履き込んでこそ、
輝きだす「タフ」なブーツです。
タフな見た目に反して「ソフト」な履き心地。
「ガシガシ履いて、味出してなんぼ」の漢のブーツ。
そんなダナーライトですが、
その履き心地は、武骨なその見た目からは想像もできないほどソフト。
歩行時に、地面から足に伝わる感覚は、スニーカーのソフトさと比べても遜色有りません。
※ただし、サイズだけは必ず足に合った物を着用してください。
このソフトな履き心地は、購入した当初から、10数年経った今でも変わっていません。
スニーカーなら、そろそろ加水分解を起こす年月ですからね。驚異的です。
因みにソールは一度張り替えています。
それでもソフトな履き心地には変わり有りません。
育ち続けるハイテクブーツ
無骨な見た目のクセに、実はインナーにGORE-TEX®を採用したハイテクブーツ。
このGORE-TEX®がダナーライトの売りの一つである
「防水透湿」(外からの水は防いで、内側の湿気は外に逃がす)を実現しているわけですが、
そんなハイテク素材を使用していながら、
ブーツを「育てる楽しみ」も提供してくれるんです。
ダナーライトの経年変化は、面白いですよ。
最初は革がガチガチですが、育ってくると、
気が付いた時には足に吸い付くようにフィットし始めます。
GORE-TEX®搭載のブーツと言うと、
こんなのとか、
こんなので、
(これはこれで私、大好物なんですが)
所謂「育てる」とはまた違ったベクトルのブーツになるんですね。
ダナーライトは

「渋い見た目」と「機能性」が両立!
されている珍しいブーツなんです。
手入れも簡単。
ドレスシューズのように磨き上げて履くような靴ではなく、
傷や汚れも「アジ」として存分に楽しむブーツなので、
それほど気を付けるような事はありません。
普段の手入れは、
ブラッシング+防水スプレー
で充分です。
が、アッパーの革が乾燥してカサカサになってきたら、
デリケートクリームを指で塗り込んであげましょう。
手入れに関しては、後日別で記事にしようと思います。
過去10数年、未来も10数年楽しめる靴
合計20年程楽しめるのではないでしょうか。
20年ですよ?
60000円だとしても、日割りすれば
60000円÷7300日=8.21円

1日10円以下です!!
どんどん表情が変わっていくブーツ。
ナイロン部分の色は経年変化で色褪せていき、
革がドンドン育つ。
育て方は履き方次第、ケア次第。
とにかく楽しみが多いブーツです!!

とどろの靴歴史はこちら↓
