購入申し込みをした物件。
でも契約目前になったところで、
物件のちょっとした不満や目をつむっていた点
が気になってくるもの。
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やっぱりやめたい。交渉して値引きまでしてもらったのにキャンセルしても大丈夫なのかな??
もしかしたらこんな状況が生まれるかもしれません。
どうしても引っかかるならキャンセルしても法的には問題ありませんし、
基本的にはお金もかかりません。
ただし、購入申し込みは自分たちや不動産会社のこれまでの時間を無駄にする最後の切り札です。
できるだけキャンセルをすることがないように、
希望の条件、立地、予算は具体的に担当営業に伝えましょう。
![とどろ](https://namagusabose.com/wp-content/uploads/2021/08/トドノーマル圧縮.jpg)
抽象的な希望はダメ。無駄に時間を食います。
本当にエネルギーを使う購入申込のキャンセル。
実際にマンションの購入申込をキャンセルをした私の体験談をご紹介します。
物件の購入申し込みとは
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そもそも購入のための「申し込み」とはいったい何なのでしょうか?
これは売主さんへ対して、
「私が購入しますよ」
という意思表明をするもの。
法的な拘束力はありませんが、この申し込みの手続き後、
契約に向けての準備が始まっています。
物件の申込みをきめた理由は?
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私の内覧件数は約30件。
(当時の担当営業さん曰く「めちゃくちゃ多い」そうです。)
その中でも、
- 値段
- 広さ
- 立地
でぴったりくるものはごく少数。
「掘り出し物の物件なんてないですよ」
という営業の言葉は本当で、まず相場以上に安い物件なんて出てきません。
物件の内覧を数多くするのも考え物。
たとえ写真やメモをとっていても途中で何が何だか分からなくなります。
そんな中でバランスの取れた物件も見つからず、
広さに特化して物件を探していた時に見つけたのがこの物件。
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この金額でこんなに広い物件はなかなかないですよ!
最終的には営業さんの最後の一言で物件の申し込みをしました。
物件の申込をキャンセルするまでの流れ
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個人的にはすべての条件に納得して申し込みをしたつもりでした。
ですが、どうしても気になる点が一つ。
日当たりです。
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物件探しを始めた段階ではそれほど重視していなかった日当たり。
ですが購入の前段階になって急に気になってしまったんです。
営業さんには本当に申し訳ないことをしました。
この物件の気になる特徴は、
- 大きな窓が西向き
- 隣のマンションとの距離が極端に短い
実はこの物件を内覧したのは夕方。
西日が差し込むので明るいのは当たりまえですが、
本当に気になるのは朝の日当たりです。
特に西向き、北向きの場合、差し込む日光は時間帯によって大きく変わります。日当たりが気になるのなら、内覧の時間は気を付けましょう。
購入申込み後にもう一度内覧を希望
もし物件について気になる点が出てきたのなら再内覧を希望しましょう。
もちろん初めの内覧の時点で、
- 室内の写真を撮る。
- 周りの環境をメモする。
などの最低限の事はやっておく必要があります。
ただし、どうしても何件も内覧をしていると、
何が何だかわからなくなってしまうもの。
そういった時は確認の意味も込めて再内覧をすることをおすすめします。
私はどうしても朝の日当たりが気になったので、
最終確認の意味で午前中の内覧を希望しました。
営業さんは
「いい意味での確認ですよね?」
と言っていたので嫌な予感がしたのでしょう。
営業さんの朝の貴重な時間をいただくことになるので少し気が引けますが、
大金を払って購入するつもりの物件。
少しでも気になる点は事前につぶしておきましょう。
昼から夕方の内覧ではわからないことが多いもの。想定される家にいることが多い時間帯で再度の内覧を行うのは問題点をあぶりだす為には効果的です。
再内覧当日
再内覧の際にはその物件について気になっている点をリストアップして臨みます。
この物件について私たちが気になっていたのは朝の日当たり。
一時間ほど滞在したいとの旨を伝えてあります。
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1時間の滞在は内覧としては極端に長い時間。ですが、初めの内覧では確認することができなかった朝の日当たりだけでなく、環境音や交通事情、それらをチェックできる貴重な時間です。
再内覧をすました私たち。
気になる日当たりはというと、電気をつけなければ部屋が暗いレベルです。
当日の天気は快晴。
ですが私たち夫婦の顔は少し曇りました。
当日はとくに込み入った話をせずに解散。
営業さんは少し心配そうな顔をしていました。
この場で結論を出すべきだったと少し後悔しています。契約までの準備は着々と進んでいくので、キャンセルをするのであれば一刻も早くするべきでした。
再内覧後
内覧後はパートナーとの確認に時間を割きます。
事前に用意したチェックリストへの書き込みをもとに
本当に購入するのかの意思確認。
![とどろ](https://namagusabose.com/wp-content/uploads/2021/08/トドノーマル圧縮.jpg)
大きな買い物は主導権を握っている人物の意思に流されやすいもの。
本当にお互いが納得しているのかの確認は思っている以上に必要です。
妻と話し合う事3日。
なんだかんだありましたが、ほぼ契約することで心は決めていました。
営業さんにも契約する気持ちに変わりがないとの説明をしてとりあえずは
一件落着。
そしていよいよ明日が契約という日の夕方。
仕事中の私のスマホに妻からのメッセージ。
「やっぱりやめたい」
すぐに妻に電話をして再確認。
最終的にはキャンセルをすることになりました。
電話にて申込みのキャンセル。営業さんの反応は?
キャンセルをするのなら一刻も早い連絡を。
購入の申込後からは契約に向けての準備が進んでいるだけでなく、
その物件の販売機会損失につながります。
早めの連絡がお互いの出血を最小限に抑えます。
![とどろ](https://namagusabose.com/wp-content/uploads/2021/08/トドなき圧縮.jpg)
キャンセルを言い出すのはなかなか辛いものですが、一刻も早く伝えるのが誠意です。
本当にこの電話は辛かった・・。
私も購入のキャンセルを決めたその場で担当営業さんに電話。
申込のキャンセルをしたい旨を電話口で伝えました。
私たち夫婦の手続きはこれだけ。
特に必要な書類などはありません。
営業さんはさすがにがっかりしていましたが、
無理に再考を促してくるようなこともありませんでした。
購入申込のキャンセルをして反省した事。
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結局この営業担当さんとはその後連絡を取らなくなってしまい、
ほかの会社で戸建てを買うことになりました。
詳しくはこちら。
![とどろ](https://namagusabose.com/wp-content/uploads/2021/08/トドなき圧縮.jpg)
一生懸命な営業さんだったので、できればこの人から買いたかったのですが・・・。
この購入申込のキャンセルでの反省点は以下の通り。
- 立地、予算、条件、は正確に伝えるべき
- 内覧後に曖昧な返事はしない
- 「とりあえず見る」は悪手
具体的なプランをもって商談に臨むべきだったと強く感じました。
さらなる反省点。(実は値引きをしてもらっていた。)
購入の申込までしていたこの物件。
実は申し込みの段階で値引きをしてもらっていました。
申込前の担当営業との交渉で、
「○○万円まで下がるなら購入します」
と無理なお願いをしていたんです。
そこまでしてもらったうえでのキャンセルだったので
「できればキャンセルをしたくない」
という気持ちになっていたんです。
ですが最終的にはこれが足かせになっていました。
自分の希望、条件は明確に提示する
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希望、条件、予算を正確に伝えること。
これは買い手、売り手の無駄を省く必須条件。
「なんでそんな当たり前のことを・・・」
などと思われるかもしれませんが、ともすれば、
![](https://namagusabose.com/wp-content/uploads/2019/11/doctor_man2_4_think.png)
「この予算でこんな条件出して馬鹿にされないかな?」
とか
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「足元を見られないために、予算は少なめに伝えておこう」
なんてことを思ったりするものです。
ですがこれは間違いなく買い手、売り手の時間を奪います。
![とどろ](https://namagusabose.com/wp-content/uploads/2021/08/トドあきれ圧縮.jpg)
実際に私がそうでした。少ない予算で物件を探すとこうなりがちです。
自分たちの理想、条件は必ず先方に伝えましょう。
良い物件を見つけるための必須条件です。