太くてラクチンなパンツが欲しいけど、テロテロでヤワなパンツは嫌。
これって実はめちゃくちゃワガママな望みですよね(笑)
ラクチンなパンツの条件は
- ゆったりしている
- 柔らかい生地
この2つが条件だったりするもの。
それなのに
「ラクチンでいてなおかつしっかりした生地が欲しい。」なんて矛盾もいいところ。
ところがそんな矛盾だらけの条件をクリアしてくれるパンツが世の中にはあるんですね。
ランニングマンロゴでおなじみの
「GRAMICCI」 から出ているパンツたちです。
今回はそんなグラミチが発売している数あるパンツの中でも
大定番の「GRAMICCI PANTS (グラミチ パンツ)」について、
履き心地やサイズ感をご紹介します。
グラミチ パンツはこんな方におすすめ
- 動きやすいパンツが欲しい
- 気軽に洗えるパンツが欲しい
- 頑丈で破れにくいパンツが欲しい
- 経年変化を楽しめるパンツが欲しい
- わざわざベルトを締めるのは面倒くさい
こんなわがままな条件を満たしてくれるパンツです。
グラミチ パンツのサイズ感
股上はやや深め。お尻から太ももにかけて非常にゆとりがあります。
太ももから裾にかけては緩やかに細くなる緩いテーパードタイプ。
そのため太いパンツとはいえ、裾を引きずるような心配はありません。
ですが、オールスターなどのボリューム感のないスニーカだとロールアップして履いたほうがいいかもしれません。
股下の長さはSサイズ~XXLサイズ共通で83㎝。
ここはちょっといただけません。
もうちょっとレングスを選べるようにしてほしいモノ。
股下83㎝なんて人きっとあんまりいないですよね?
私も3回ほど折り返して履いています
身長174㎝73㎏の私でLサイズを着用
日本のLサイズを着用しています。
全体的に大きめなサイズで着用しています。
ジャストサイズならMでも大丈夫です。
ウエストのサイズ表は以下の通り。
サイズ | ウエスト | ヒップ |
S | 64㎝~88㎝ | 101cm |
M | 70㎝~94㎝ | 107.5cm |
L | 76㎝~100㎝ | 108.5cm |
XL | 82㎝~106㎝ | 109.5cm |
XXL | 88㎝~112㎝ | 110.5cm |
ウエスト部分はゴムのイージーパンツ使用。
ウエストの対応幅はかなり広いので、
ヒップをのサイズで合わせたほうがわかりやすいかもしれません。
グラミチパンツの特徴
グラミチパンツはクライミング用に作られたパンツです。
たとえばこんな無理な体勢
になったとしてもパンツがその動きを阻害しないように。
180℃開脚可能な「ガゼットクロッチ」というひし形のパターンが股下に採用されています。
あぐらをかきがちな人には便利ですね。生地がつっぱらない!
素材はコットン100%のツイル生地。
柔らかいのに頑丈。滑らかでシワになりにくいのも特徴の一つ。
コットン製であることから、使用と洗濯を繰り返すことで、
独特な経年変化を楽しむことができます。
最後のほうに経年変化の比較の画像があるのでぜひ見てみてください。
また、アウトドアブランドの洋服でありながら、
10,000円以下という比較的安価。
かつ定番商品なので入手しやすいといったところもありがたいところです。
グラミチパンツを購入後の感想
購入して約一か月。週末に着用してみた感想を、
- 残念な点
- 良かった点
として挙げてみます。
グラミチパンツの残念な点
残念な点は2つ。
- made in U.S.Aではない
- 丈が長すぎる
生産国
2000年代初期まではアメリカ製だったグラミチの商品。
今でもなんとなくイメージはアメリカ製ですが、
現在のグラミチパンツは中国製になっています。
気分的なものですけどね・・・もちろん機能面には何の問題もありません。
パンツの丈
全サイズ共通で83㎝とちょっと長すぎ。
SやMサイズではもうちょっと短い丈があってもいいように思いますが、
どうなんでしょう。
クライミングでは長いパンツが良いのでしょうか??
長いからといってカットしてしまうと、
裾幅が変わり、全体の形が変わってしまうので、
ロールアップで対応するのが最適。
良かった点
思った以上に良かった点は4点
- お尻のポケットが2つ
- ウェビングベルトの装着感
- 頑丈なのに軽い
- 裾幅
お尻のポケットが2つ。
それって当り前じゃない(笑)?
と思われるかもしれませんが、以前はお尻のポケットが1つだったんです。
ほかのブランドでもポケット1つが多いですね。
スマホや、小さな財布などをポケットに突っ込んで
身軽に動きたい人にはもってこいの仕様にアップデートされています。
片手で操作可能なウェビングベルトは、
他のパンツからベルトを外して、また付けて。
といった動作が大嫌いな私にとってとてもありがたい仕様。
片手で簡単に締められるのに対し、自然に緩んでしまうようなことはありません。
例え自然に緩んでしたとしても、
また片手でベルトを引っ張れば元通りになります。
ストラップについている「ランニングマン」のロゴも安心感が違います。
生地は先ほどご紹介した通り、コットン100%のツイル生地。
実際に穿いてみて思いました。「あれ?軽い。」。
ですがそれに反して生地は非常に頑丈。
写真右の10年経過したGショーツも同じ素材ですがまだまだ現役。
上の写真で色の経年変化による退色加減がわかると思います。
元が同じ色とは思えないほど色落ちが進んでいます。
経年変化が楽しめるのもコットン100%の楽しみの一つですよね!
裾幅について
実はこの点を一番心配していました。
ウェブサイトの着用画像を見る限り、
テーパード(裾にかけて徐々に細くなる仕様)になっていないように思ったので、
「靴がパンツを受け止めきれずに裾を引きづってしまうのではないか?」
と思っていいたのです。
ですが緩いながらもテーパードはかかっており、
靴でしっかりと受け止めることができます。
なので裾を引きずる心配もありませんでした。
太ももから裾にかけてのテーパードはきつすぎず、緩すぎずの絶妙なかかり具合でした。
まとめ 大人が安心して履ける太いパンツ
太いパンツはどうしても子供っぽくなりがち。
なので、なかなか大人が履ける太いパンツを探すのは難しいモノですが、
グラミチのパンツであれば安心して履くことができます。
ウエストも伸びるから多少太っても安心です(笑)
カラーは7色展開と豊富。
色違いで2~3本まとめて持っておくと便利ですね。
太目のパンツが欲しいけどどれがいいかわからない・・・。
なんて方は是非1本試してみてください!