2020年に発売されてから30周年を迎えた「GEL LYTE3」。
欧米では継続的に発売されていたこのモデルですが、
日本では欧米発の盛り上がりを迎え入れる形で2015年にようやく再発。
それまで日本では「アシックス=体育シューズ」のイメージがあって、
街履きとしてはちょっとダサいイメージがあったのも事実。
ですが、GEL LYTE3の再上陸以降、完全に潮目は変わりました。
GEL LYはTE3アシックスの中でもASICS TIGER(現ASICS SPORTS STYLE)のカテゴリーから
定期的に新商品が発売される定番商品となっています。
様々なブランドとのコラボモデルも多数発売されています。
履きやすく、日本人の足に馴染むGEL LYTE3のサイズ感をご案内していきます。
GEL LYTE 3の特徴
ゲルライト3の最大の特徴は「スプリットタン」と呼ばれる、
真ん中からパックリ2つに割れるシュータン(ベロ)。
一般的に甲高幅広と言われる日本人の足。
欧米ブランドの靴の場合、足の全長でサイズを合わせても
- 幅が狭い
- 甲が低い
といった問題が出てきてしまうため、
ベストのサイズから少しサイズアップして履くケースが出てきます。
スプリットタンの場合、そのタンの空き具合で多少の甲の高さや幅の広さはカバーできるため、
ジャストサイズで履くことが可能。
・・・。
などと細かい事を書きましたが、
単純にその見た目の面白さ、脱ぎ履きのしやすさが特徴かと思います。
GEL LYTE 3のお気に入りポイント
先ずは日本国内のブランドであるという事。
今海外旅行に行く機会が有れば、真っ先にアシックスから選びます。
日本の誇りですね!
そして見た目の部分、ボリュームが絶妙です。
ナイキでいえば「AIR MAX1」。
ニューバランスでいえば「576」。
のようなポッテリとしたかわいらしいルックス。
普段はややゆったりサイズの洋服を好んできている私ですが、
そんなゆったりサイズの洋服にこのボリュームがいい塩梅でマッチ。
特筆すべきはシュータン部分。
横から見ると分かりますが。シュータンが靴から飛び出ていません。
つまり、
パンツの裾にシュータンが干渉することがありません。
テーパードの効いたパンツとの相性は抜群です!
2015年の日本再上陸当時はそれなりの盛り上がりを見せたゲルライト3ですが、
今は幸か不幸か当時ほどの盛り上がりもなく、
街中で被ることがほとんどないのもお気に入りポイントの1つ。
GEL LYTE 3のサイズ感
それではサイズ感を見ていきます。
私の足は甲高幅広(実寸 足長25.5cm×足囲25cm)
着用サイズは27.5cmです。
厚手のソックスを履いてジャスト。
薄いソックスだとほんの少し大き目となります。
尚、ご参考までに私が他に履いているスニーカーのサイズを挙げておきます。
- adidas superstar (2004年製?) 28.0cm(大きめ)
- ジャックパーセル 28.0cm (大き目)
- VANS オールドスクール 28cm (大きめ)
- VANS SLIP-ON 27.5cm (ピッタリ)
- VANS オーセンティック 27cm(ピッタリ)
- NIKE AIRMAX1 27.5cm (ピッタリ)
- newbalance M1400 27.0cm (ピッタリ)
- クラークス ワラビー us8 (ピッタリ)
- クラークス デザートブーツ us8 (ピッタリ)
※(大き目)となっている物は個人的な好みで敢えて大き目を履いている物になります。
他の靴の具体的なサイズ感はこちら。
履き心地について
正直な感想として履き心地については「悪くありません」。
というのも、私は体重が重め(174cm72kg)。
そしてモートン病という厄介な足の病気?怪我?
を持っているため、履き心地に関しては少々うるさめです。
最新のスニーカーに比べるとクッションはやや不足しソール全体の安定性もやや劣ります。
とりわけアシックスの中でもGEL QUANTUM360という
履き心地の鬼のようなスニーカーを知ってしまったので、
そのGEL QUANTUM360と比べてしまうとお世辞にも「履き心地が良い」とは言えません。
が、他の靴と比べると決して劣る事はないので、
日常の街歩きだけに使うのであれば、
特に問題はなく履き心地の良い部類に入るシューズです。
私は概ね1日1万歩程歩くので、履き心地を向上とモートン病の傷みを軽減させるため
インソールを使用しています。
裏面に張り付けられた板状のプラスチックが、
革靴でいう「シャンク」のような働きをし、履き心地を向上してくれます。
おすすめです。
今だからこそ「アシックス」を履きたい。
この1年程、急にアシックス熱が上昇しています。(個人的に)
モートン病にかかってから足の痛みを和らげる靴を探して、
たどり着いたのがアシックスとニューバランス。
とりわけアシックスに関しては国内ブランドという事もあり、
色々と掘り下げてみていると、非常に面白い靴がザクザク出てきます。
日本人として国内ブランドを応援するのが面白いですよ!