シンプルな見た目で人気のある「レッドウイング ポストマンシューズ」について、
- どういった靴なのか?
- 耐久性はあるのか?
- どんなシーンで活躍するのか?
について紹介します。
個人的な感想としては、「非常に耐久性、汎用性が高く、履くたびに好きになる」
そんな靴。
「初めての革靴」にポストマンはとってもおすすめです!
ポストマンのデザインについて
プレーントウの極々シンプルなデザイン。
ぽってりとした程よいボリュームのある見た目が特徴。
また名前の通り郵便局員の指定靴だった事もあり、配達先の庭を痛めないように体重による負荷が分散されるフラットなソールが採用されている。
靴に取り付けられた「SR/USA」のタグは品質の証
下の画像にあるように、靴のアウトサイドには「SR/USA」と書かれたタグが縫いつけられています。これは郵便配達員の安全性を守る為、アメリカ合衆国郵便公社が設けた安全基準をクリアした商品にのみ取り付けられる特別なタグ。
こういったストーリーだけでちょっと心を撃ち抜かれちゃいました
ポストマンの素材と耐久性について
アッパーはシャパラル(ガラスレザー)。
ソールはトラクショントラッドソール。アッパーに使用されているガラスレザーは耐久性があり、雨に強い。
※積雪時はめちゃくちゃ滑るので要注意
ガラスレザーは汚れに強く、また汚れたとしても軽くブラシをかけてあげるだけでも輝きを取り戻します。
しっかりと磨く場合でも一般的な革靴に比べて70%程度の手間。
とはいえ履きジワの部分等、負荷のかかる部分はひび割れの可能性があるので定期的なケアが必要です。
履いた後はシューツリーを入れておくと効果的。
あまり安いものはカビの原因になることもあるのでおすすめしません。除湿効果に優れたシダーを使用したものがおすすめ。4000円ほどですが、一つは必ず持っておきましょう。
ソールは軽くクッション性に富んだトラクショントラッドソール。
個人的にはクラークスのクレープソールよりも履きやすく感じます。
ただし、カカト部分のすり減り具合はやや早い印象。シューグーなどで早めに対応すると耐久性がぐんとあがります。
ポストマンの履き心地とフィット感について
履き心地とフィット感については、履き始めと足によく馴染んだ後で大きく異なります。
コチラの記事で詳しく書いているので紹介します。
購入直後、履き始めでのレビュー
購入後3ヶ月履きこんでからのレビュー
ポストマンがどんなシーンで活躍するのか?
カジュアル~ビジネスカジュアルまで対応。
黒の革靴とはいえ、程よいボリュームとフラットなソールでデニムにもバッチリ。
また、チノパンとの相性は言わずもがな。
ジャケットスタイルにもバッチリハマるので、カッチリしすぎない職種ならビジネスシーンでも好相性。
ポストマンがふさわしくないシーンは?
汎用性が高く、ビジネスまで対応可能なポストマンシューズですが、スーツにあわせるのはおすすめしません。
ヒールが無い革靴なのでビシッとしたスーツにあわせると違和感があります。
ドレスコードの厳しい業界や、冠婚総裁には不向きです。
私はほかの革靴だと足が痛くてしょうがないので履いちゃいますが・・・。
ポストマンの種類はほかにもある?
現在ポストマンは数種類の選択肢が存在します。
ここではそんなポストマンファミリーを紹介します。
ポストマン オックスフォード
ザ・ポストマンの101オックスフォード。
誰もが「ポストマン」ときいて思いつく定番品
ポストマンGORE-TEX
ポストマンオックスフォードにGORE-TEXを搭載。
正直GORE-TEXを入れなくても雨には強いのでそこまで必要なのか・・・?
とも思いますが、鬼に金棒みたいなモノですね。
ポストマン ロメオ
オックスフォードとチェルシーブーツ、スリッポンの良いところをかけ合わせて作られロメオ。ヒモを結ぶ必要が無いので頻繁に脱ぎ履きが必要な方にはぴったり。
ヒモが無いので外す手間がいらず手入れもさらに楽。
キャリア(レディース)
ポストマンオックスフォードに比べて柔らかい革を使用。
履きならしの辛かった従来のモデルに比べて圧倒的に履き始めが楽になっているようです。
※うらやましい・・。
【まとめ】 ポストマンは汎用性が高く、耐久性にも優れた日常的に使える革靴
ポストマンの最大の特徴は汎用性の高さと耐久性を兼ね備えているところ。
革靴を始めて履く方には、コーディネートの自由さだけではなく、本格的な革靴を履き始めるまでのお手入れ入門の靴としてもおすすめ。
手入れが楽なのにもかかわらず、履くたびに表情が変わっていくのでスニーカーとはまた違う履く楽しみがこの靴にはあります。
革靴の第一歩として是非ポストマンを楽しんでください。