始めは嫌悪にも近い気持ちで眺めていた、分厚いソールが目印のHOKA ONEONE(ホカオネオネ)。
そんな私がHOKA ONEONEを履くことになったきっかけはダイエット。
40歳を目前にちょっと体重が増えてきて、少し走ることを決意。
「ジョギング用の靴を買おう。」
そう思って入ったスポーツショップで、店員さんに強くHOKA ONEONEをおすすめされたのがきっかけ。
予算オーバーでしたが、試着してみると衝撃の履き心地。その場で購入。
それから1年、ジョギングだけでなく普段履きとしてもローテーション入り。
そして1年の間にHOKAの保有数は3足に。
これまで数百足のスニーカーに足を通してきたが、もはや履き心地の良さだけを求めるなら「HOKA ONEONE だけで良い」という結論にまで至るまで時間はかからなかった。
もうHOKA ONEONEだけで良いと思った理由
履き心地を求めるならもうHOKAだけでいいと思っている理由は以下の通り。
- クッションがとにかく柔らかい「のに」疲れない。
- 長距離の歩行に強い
- 軽いのに優れた耐久性
- 入手性が良い
対して唯一のデメリットは値段の高さ。
クッションがとにかく柔らかい「のに」疲れない。
クッションの効く靴、ミッドソールが柔らかいだけの靴は世の中に山ほどあります。
そういった靴に、試着時や履き始めには感動するもの。
ただ、長時間使用していると間違いなくふくらはぎや太ももが張って足が疲れてくる。
クッションがフニャフニャで足が安定しないと、こういったことが起きがち。
トランポリンの上を長時間歩くと想像してみてください。容易に疲れることが想像できると思います。
ところがクッション性と安定性のバランスが抜群に良いHOKAではそうならない。
長距離の歩行に強い
衝撃吸収性に特に優れているHOKAのスニーカー。他のブランドにはない特殊ミッドソール。
それに加え、安定性を生み出す幅広のアウトソール。
この組み合わせで足が疲れにくく、自然と長く歩くことができます。
カジュアルな出張や旅行に最適。
軽いのに優れた耐久性
HOKAのランニング系の靴はソールのボリュームに反して非常に軽い。
クリフトン8で250g。
それなのにアウトソールの耐久性にも優れています。
購入して1年。週2ペースで履いていても全くクッションがへたれていません。
これは驚異的です。
通気性が良いメッシュアッパーは非常に薄く軽いのにも関わらず、ほつれたり穴が開いたりするようなこともありません。
入手性が良い
けっしてレアなスニーカーではないので、履きこんで履きつぶしてしまっても、また買えるという安心感がある。
お気に入りだけどもったいなくて履けない・・・
こんなことはないので、日常の道具としてなんの心配もなくガンガン履くことができます。
最近モノによってはnew balanceのスニーカーですらなかなか手に入らないので、道具感覚で気軽に履くことができないんですよね・・・。だから入手性の良さは本当に大事。
【デメリット】 値段が高い
アジアメイドの商品としては、ほかのブランドに比べてHOKAの値段は高い。そしてそれはさらに上昇傾向。
クリフトン8まで定価17,600円だったのが、最新作のクリフトン9の定価で20,000円を超えました。
物価高の世の中とはいえ、この1年で想像以上の値上がり。
ただ、私のクリフトン8は週に2~3回は履いていてすでに1年以上が経過。
それでもまだまだソールが限界をむかえる兆候はありません。
ミッドソールのクッションもヘタることなくフカフカしているし、アッパーは綺麗なまま。
これだけ耐久性があれば、今の世の中けっして20,000円でも高すぎるという感覚にはならない。
HOKAが強さを発揮するアクティビティ
HOKA ONEONEのスニーカーが特に強さを発揮するアクティビティは以下の通り
- ランニング
- 旅行
- 散歩
- 普段履き
ランニング・ジョギング初心者
ランニングやジョギング初心者で、体重もそれなりにある人にとって、選択肢はHOKA ONEONE 一択になるのではないか?と思えるほどの衝撃吸収性と安定性。
初心者の方ほど履いてほしいブランド。
旅行
街履きとしてのデザイン性も兼ね備えるHOKA ONEONE のスニーカー。
なので旅行先で走りたい人も、わざわざランニング用シューズを持っていく必要がありません。
なるべく荷物を減らしたい方にとっては本当に助かりますよね
分厚いソールが衝撃を吸収してくれるので旅先での長距離の歩行にも強い。
旅行用スニーカーとして非常におすすめ。
※雨や雪の多い地域にはGORE-TEX搭載モデルをお勧めします。
こちらの出来も非常に優れています。
散歩
普段の散歩にももちろん最適。足に不安のある方にもおすすめ。
ソールが揺りかご状に沿った形になっているので、足が勝手に前に進みます。
普段履き
私が勤めている会社はドレスコードが緩いので、会社にも履いていきます。
ノータイで緩めのジャケットスタイルであれば、違和感なく収まってくれるスニーカー。
カジュアルからビジネスカジュアルまで汎用性が高く重宝しています。
スタンスミスに近いほどの汎用性があります。
スニーカーOKの職場であれば、帰宅ランに重宝するはず。
小さな子供との移動に
子供を抱きかかえての移動は腕だけじゃなく、足腰背中に疲労がたまるもの。
柔らかいクッションにも関わらず姿勢が安定するHOKAは、小さいこどもを抱えるパパママにも強くおすすめ。
保育園での送り迎えにうれしい脱ぎ履きが容易なスリッポンタイプの靴もあります。
筆者の現在保有数3足。だけど今後はおそらく更に増える。
今私が持っているHOKA ONEONEは以下の3足。
- CLIFTON8
- KAHA 2 LOW GTX
- HOPARA(サンダル)
この靴を実際に履いてみた結果、HOKAはこんな方におすすめ。
正直どの靴も購入時に少しためらうほどスニーカーとしては高価なお値段ですが、手持ちの靴の中でローテーション頻度はどの靴も高め。汎用性の高さと、普段から履き潰す靴としての出来は群を抜いています。
もうすでに新しいHOKAが欲しくて、特にCLIFTON 9とKAHA 2 LOWは試してみたくてうずうずしています。