邦楽VS洋楽。
こんな論争があるそうです。
ナンセンスですよね。こんなの。
今まで考えたこともありませんでした。
良いものは良い。嫌いなものは嫌いで良いじゃないですか。
ただ音楽の多様性の面で考えれば洋楽じゃないでしょうか。
邦楽以外=洋楽であるならばね。
相対的に面白いのは洋楽。
ナンセンスだとは思いながら、何となく気になったので
考えをまとめながら書いていきたいと思います。
そもそも邦楽とは?
言うまでもなく、日本人が作った音楽です。
代表的な物がJ-POPや歌謡曲、演歌。
日本人が作り、日本人が日本人の為に歌う音楽です。
分かりやすいですよね?
では、
- 日本人が作り、英語のネイティブが英語で歌う音楽は?
- 日本人ではない海外の方が作詞作曲し、それを日本人が英語で歌う音楽は?
こうなってくるとややこしいですよね。
実はざっくり「邦楽」とは言っても、その定義は曖昧なんです。
なので、このページでの「邦楽」の定義は、
日本人が「日本の音楽マーケット」に向けて作った曲
という事で統一したいと思います。
対して洋楽とは?
Wikipediaによると「西洋の音楽」という事ですが、
こちらも定義がはっきりしていない部分が有ります。
なぜなら「洋楽」という言葉が「邦楽」の対義語として使われる場合もあるからです。
この場合、邦楽以外の音楽が全て「洋楽」と括られることとなります。
つまり、西洋以外の南米やアフリカの音楽も「洋楽」となります。
このページでの「洋楽」の定義は、先ほど書いた、
邦楽の定義に当てはまるそれ以外の音楽
という事で統一します。
邦楽 VS 洋楽 どちらが優れているのか?
個人的な意見ですが、邦楽と洋楽を上記の定義で括るとするのであれば、
間違いなく洋楽ですよね。
「日本VS世界」では音楽の幅が違います。
相対的に。
邦楽に勝ち目はありません。
人口で考えても
日本 = 1億2千万人
世界 = 76億人(日本を除く)
敵わないですね。
発信する側のアーティストの数も違えば、それを受け取るリスナーの数も違います。
音楽に国境を持ち込むのはナンセンス
「邦楽」VS「洋楽」を人口比で考えた場合、まず音楽の多様性で勝ち目が有りません。
ジャズ、クラシック、ラテン、サルサ、ボッサ、ソウル、ファンク・・・・。
数えきれないほどの音楽が「洋楽」にはあります。
対して「邦楽」はJ-pop、歌謡曲、演歌が大半を占めています。
残念ながらこの3つ以外の音楽は日本国内では売れないのが現状です。
というよりも、
大手レコード会社が「キャッチーなサビのある音楽」以外を売ろうとしていません。
これでは発展しません。
尚、先ほどから「相対的には」と何度か言っていますが、
例えばですが、
YOASOBIが世界最強
とか
ミスチル最高
等、個人の好みがあるのでアーティスト個々の話であれば全く別の話。
日本には日本人があまり知らない世界で評価されているミュージシャンも多いんです。
音楽を「邦楽」や「洋楽」で比べるのは意味がないんです。
面倒だから聴くより感じよう!
絶対洋楽派で
邦楽なんて聞かねーよ
というのも、
絶対邦楽派で
洋楽なんて聞かねーよ
個人的にはあり得ません。
そんなコダワリ無くした方が絶対楽しいですから。
ただ、絶対邦楽派の方の意見で気になるのが、
何言ってるか分からない曲聞いてもしょうがないじゃん
という意見。
コレはもったいないなと思います。
音楽に占める歌詞の割合は確かに大きいかもしれません。
ただ、歌詞が全てでは有りません。
メロディ、リズム、色々な要素で音楽は楽しむことができます。
ハイスタが好きなカナダ人
こういった話もありました。
昔知り合ったカナダ人のバンドマンで「HI-STABDARD」という日本のバンドを好きな人の話です。
その人は日本に来た事も無ければ、日本に興味があるわけでもありません。
それなのにハイスタが好きだと。
私、その時疑問に思ったんです。
「確かにハイスタは英語で歌ってる。でもアレちゃんと通じてるのか?」
って。
だから聞いたんです。
ハイスタの歌詞、ちゃんと通じてる?あの英語わかる??
って。
そしたら
「何言ってるかゼンッゼンわかんない」
「けど超カッコいいじゃん!!」
って。
もうここに全てが詰まってると思うんですよね。
音楽は聴くより感じろと。
感覚的にはわかっていたけど、面と向かって言われるとバシッとくる一言でした。
邦楽も洋楽も関係ない。そこにあるのは音楽です。
こんな記事書いていながら邦楽と洋楽どちらが優れているのかなんてやっぱり
どうでもいい!!
と思います。
一番いいのは好きな音楽を好きな時に好きなように聞く事ですよね。
変にこだわりを持って好き嫌いをするのが一番もったいない。
今は、ネット環境の進化のおかげでいろいろな音楽を手軽に聴く事ができるようになりました。
手当たり次第に聴いて、感じちゃいましょう!
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