レッドウイングのポストマンを購入してからというもの、
ふつふつと革靴熱が盛り返してきているとどろです。
10年ほど前に購入したTricker’sのモンキーブーツを引っ張りだしてきて改めて履いています。
Tricker’sといえば「モールトン」(ウイングチップのブローグブーツ)
が有名な英国のブランドですが、個人的な好みはシンプルなモンキー。
見た目がシンプル=お手入れも簡単。
それでは細かくご紹介していきます。
モンキーブーツの魅力
独特な見た目がくせになるモンキーブーツ。
「ラインマン(電線工)ブーツ」とも呼ばれたり、つま先近くからの編み上げであることから
「LACE TO TOE(レーストゥートー)」と呼ばれたりもします。
つま先からの編み上げで、一般的なブーツに比べフィット感がより高くなります。
さて、「モンキーブーツ」と言われて真っ先に頭に浮かぶのがアメカジで知られるこの2大巨頭。
- thorogood
- chippewa
独特の男くささがあってなんとも言えずかっこいいですよね。
見た目はシンプルなのに独特な存在感。
モンキーブーツの最大の魅力です。
なぜトリッカーズのモンキーブーツを選んだのか?
先に挙げた「ソログッド」や「チペワ」だとアメカジ色が強くなりすぎて、仕事(ジャケットスタイル)に履いていくことが難しい。
トリッカーズのモンキーブーツももとはワークブーツでありながら、ONでもOFFでも使える汎用性の高いデザインが魅力。
そんな理由からです。
モンキー自体はカジュアルなブーツですが、ドレス寄りなのはトリッカーズですね!
スーツは難しくとも、ジャケットでなら違和感なく履くことができます。
つま先が薄く作られていて、上品な仕上がり。
ですが、つま先からの編み上げはモンキーブーツ本来の武骨さを残しています。
靴紐を通す穴は7つと少なめ。
脱ぎ履きしやすい仕様となっています。
穴が9つのハイカットモデルもあります!
1足で2度おいしい。
そんなブーツです。
Tricker’s モンキーブーツの基本スペック
モデル名 | ETHAN(イーサン) |
国内定価 | 96,800円(税込み) |
原産国 | イギリス |
製法 | グッドイヤーウエルト |
素材 | スムースレザー |
ソールの張替えが可能なグッドイヤーウェルと製法で作られています。
つまり修理が可能なので長く履くことができますね!決して使い捨てではありません!
トリッカーズのモンキーブーツはとにかく頑丈
武骨さとドレッシーさを絶妙な加減でミックスしているところが最大の魅力でもある
トリッカーズのモンキーブーツ。
綺麗に履くのはもちろんですが、
ガシガシとワークブーツのように履いても様になるのが不思議なところ。
というよりも本来は英国の「ワークブーツ」。頑丈なのは当たり前なのかもしれません
本記事の画像に使用しているものは購入から10年ほど経過したものです。
そろそろヒールのソール交換が必要かな?
といったレベル。
まだまだ着用頻度が低く、エイジングの余地が残されています。
頑丈なダブルソール
ソールはちょっとやそっとじゃ壊れないダブルソール。
ソールは強度の高いダブルソール使用。
歩行時には路面からの衝撃を和らげる働きもあります。
そのおかげで履き心地も快適。
コシの強いレザー
購入当初、はき始めは「ガチッ」とした硬いレザーです。
履きこむごとになじんできます。
履かないとなじみません。
基本的なお手入れは日々のブラッシングとたまに入れるクリームのみ。
※この「コロンブス ブリオ」(クリーム)はおすすめです。
それだけでも徐々に光沢が出てきます。
エイジングが楽しいブーツです。
トリッカーズモンキーブーツのサイズ感
私がはいているTricker’sのモンキーブーツのサイズはUK8(26.5cm相当)。
サイズ感はスニーカーに比べると大き目。
普段履いているスニーカーと比べると1~0.5サイズ落として履いています。
私の足の実測値
足長25.1㎝で甲高幅広です。
左足のほうがやや大きいため、
- 左足=ジャストサイズ
- 右足=やや大きめ
となっています。
※靴紐で締め上げれば問題のないレベル。
ほかの靴とのサイズ感の比較
- puma suede90681 27.5cm
- VANS SLIP-ON 27.5cm
- VANS オーセンティック 27cm
- NIKE AIRMAX1 27.5cm
- NIKE CORTEZ 27.5cm
- new balance M1400 27.0cm
- クラークス ワラビー us8
- クラークス デザートブーツ us8
- ドクターマーチン チェルシーブーツ US9(インソール使用)
私が履いている靴の詳しいサイズ感はこちらです。
トリッカーズ「モンキーブーツ」の口コミは?
「一足買ったら一足処分!」が鉄の掟になっている我が家。
そんな中、10数年もシューズクローゼットの中に生き続けるトリッカーズのモンキーブーツは個人的にかなりお気に入りの一足です。
他の方の評判はどんな感じなのか調べてみました。
上記のサイトでトリッカーズのモンキーブーツの口コミを調べたところ、
好意的な意見、馴染むまでの苦労が見えてきました。
想像以上にネットで購入している方が多いのには驚きました。
皆さん普段のスニーカーからハーフサイズないし、1サイズは落としているようですね。
それでも大きすぎて中敷きで調整している方も多く見かけました。
正直中敷きでのサイズ調整はおすすめではありませんが、編み上げのブーツなので締め上げることで何とかなります。
また、最初は革が硬いので慣れるまでは靴擦れを起こして苦しんでいる方が多い印象。
私もそうでした。
ですが革がなじむまでの辛抱です。
手元に届いてからクリームを先に塗りこむと、幾分かはマシになりますよ!
トリッカーズモンキーブーツのカラー展開
限定カラーなども存在するトリッカーズのモンキーブーツですが、定番の4色は以下の通りです。
色選びに悩むところですが、個人的には「マロン」のエイジングが一番面白いかと思っています。
・マロン
・エイコーン アンティーク
・ブラック
・エスプレッソバーニッシュ
どこで買える?「トリッカーズ」の取り扱い店舗
決してお手頃とは言えないお値段の靴。
ましてや革靴なので実際にフィッティングをして購入したいもの。
世界で2軒目にできた「トリッカーズ」の専門店が東京の青山にあります。
革のこと、フィッティング、お手入れのこと。いろいろ聞きながらお買い物したいものですね!
この専門店を運営している会社(株式会社ジー・エム・ティー)のオンラインショップが以下のサイトとなります。
株式会社ジー・エム・ティー (https://www.gmt-tokyo.com/pages/trickers)
他にも、
- トレーディングポスト
- タイガーズブラザーズ
- 伊勢丹(店舗による)
などでも取り扱いがあります。
【Amazon、楽天】ポイントや割引で購入できる。
どうしても近くに販売店がない・・・。
そんな方はオンラインでしか購入できないですよね?
オンラインの魅力は何といっても「値段」です。
並行輸入品であれば定価の3割引きほどの値段で買えることもザラ。
amazonなら「Try Before You Buy」といった無料の試着サービスがあるので、
トリッカーズが対象商品になっているのであれば試してみるのも一つの手です。
【まとめ】トリッカーズのモンキーブーツはONでもOFFでも使えるタフな相棒
トリッカーズのモンキーブーツ「ETHAN(イーサン)」についてご紹介してきました。
ジャケパンでの出社が可能な方ならぜひ一度検討していただきたい靴です。
お値段は張りますが、もちろんソールの張替えも可能。
末永く付き合うことができるタフな相棒です。
いい靴が欲しいという方、ぜひ候補の一つに入れてください!