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ビルケンシュトック「ロンドン」は痛いのか。購入後1週間のレビュー

大好物な靴のお話
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ビルケンシュトックのサンダル「チューリッヒ」は絶賛愛用中ですが、秋~春にかけてもビルケンを履きたい!

そんな気持ちで購入したのが、シューズタイプのビルケンシュトック「ロンドン」。

カラーはハバナ。

まだまだ履きならし途中ではありますが、購入~1週間後の経過をご紹介します。

2か月後の追記

購入してからというもの週末のちょっとしたお出かけは、常にロンドンです。「ボストン」と違い運転ができる点。なおかつ「楽」という靴は便利です。

サイズ感については同ビルケンシュトックの「チューリッヒ」と同じなので、以下の記事をご覧ください。

とどろ

以前カナダで地元のお店専属の古着ピッカーをしていました。
現アラフォーのサラリーマンです。これまでに過去に所有した靴はスニーカー、革靴を問わず百数十足。
楽ちんなことには目がありません。

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ビルケンシュトック「ロンドン」は痛いのか。

デニムとロンドン
デニムとロンドン

「ビルケンシュトック」で検索をかけると、「痛い」というワードがついて回ります。

「痛い」ってなんだ???

このページに来たあなたはおそらく初めてのビルケンシュトックを検討中のはず。

何がどう「痛い」のかを少し詳しく解説します。

靴ずれではない(オイルレザーの革は柔らかい)

ビルケンシュトック ロンドン画像
革は最初からしなやか。画像のものはすでにクリームを入れてあります。

一般的に、はき始めの革靴で足が痛くなる理由は以下の3つ。

  • 靴擦れ
  • 甲の圧迫
  • 小指が当たって痛い

革が硬く、なじんでいない箇所がすれて痛くなる「靴擦れ」

夕方になって足がむくんでくると起きる「甲の圧迫」

とどろ
とどろ

甲の圧迫はローファータイプの靴でよくおきますね

サイズや型があっていないことで起きる「小指のいたみ」

ビルケンのロンドンの購入を検討している方に言いたいのは「安心してください、こういった痛みはほぼありません」ということ。

最初に痛みが出るところは「足の裏」です。

フットベッドの凹凸は慣れが必要

ビルケンで慣れが必要なのは足の裏。

特徴的なフットベッドの凹凸が原因です。

チューリッヒのフットベッド
画像はチューリッヒのフットベッド。凹凸の構造はロンドンもほぼ同じ。ただしロンドンの方が硬い

このフットベッドが足の形になじんでいない場合、

試着の時は痛くなかったのに、歩きだしてから数時間後にはめっちゃ痛い

といったことが起こります。

なので、痛みが出る場合は一日に履く時間を30分くらいからスタートさせて、徐々に履く時間を長くしてなじませましょう。

そうすることでミッドソールのコルクが足の形に添うように形状が変化し、快適なマイビルケンが完成します。

かかとが刺さることはなかった

革靴の購入後に最も多い痛みが「かかとの靴擦れ」。

カカト部分の画像
カカトの革も柔らかいので安心してください
とどろ
とどろ

靴がかかとに刺さってくるあの感覚。嫌ですよね

ですがビルケンのロンドンではその感覚はありませんでした。

かかと部分も一枚革の柔らかい革で作られています。

そのため足に刺さってくることは皆無。

靴擦れがストレスになることはありませんでした。

幅広の足でも安心の設計

もう一つ購入前に心配なのが靴の「幅」。

これに関しては相当な広さなので心配無用。

幅3Eで幅広の足の私でも十分な余裕があります。

なので、夕方になって足がむくんできたとしても「甲が圧迫されていたい」なんてことは起こりません。

そんなにゆるくて大丈夫?

ビルケン ロンドン 上から
ご覧の通りの幅広。足指の解放感は群を抜いています。

もう一つの疑問。

靴擦れがおきない、足が圧迫されないほどの解放感。

聞こえはいいかもしれませんが、革靴が好きな人なら逆に心配かもしれませんね?

そんなにゆるかったら靴の中で足が遊ぶんじゃない?

私も実はこれが心配で、気になっていた「ロンドン」になんとなく食指が動きませんでした。

ですが履いてみて納得。

フットベッドの凹凸でちゃんと足がロックされるので足が遊んで痛くなることはない。

カカトの浮きは履き始め当初には少し感じるものの、アッパーの革が落ちてきてソールがなじんでくると問題なくなります。

「革靴のタイトフィットで悩んでいたあの時期を返せ!」というくらい開放的なにちゃんと足になじみます。

ビルケン「ロンドン」の革の質感(オイルドレザー)

購入前にもう一つ気になるのが革の質感。

履いた感じが非常に軽く柔らかい「ロンドン」。

ですが決してペラッペラの薄い革を使っているわけではありません。

厚みはしっかり約2㎜

約2㎜厚の革を使用。

革の厚み
柔らかいとはいえ、ペラッペラの革ではありません。

バリっとした硬さはなくしなやか。

傷はつきやすいが、ちょっとすれた程度ならブラッシングで薄くなります。

ビルケン ロンドン 傷
これくらいならブラッシングで元通り。もしくはクリームで完璧

はじめはマットな質感ですが、ブラッシングとクリームで徐々に艶が出てきます。

「ロンドン」はエイジングが楽しみ

エイジングサンプルを見せてもらうとツヤッツヤに光っていました。

マットが好きならブラッシングと乾拭き。

艶を出したいのならクリームと、いろいろな楽しみ方ができると思います。

購入後に気づいたロンドンの弱点

履き慣れれば最高の相棒になるビルケンシュトックのアイテム。

ですが、いい事ばかりではありません。

購入後に気づいたところが3点あるのでご紹介します。

脱ぎ履きの手間がかかる

ロンドンの脱ぎ履きに使用するのはベルト。

ビルケン ロンドン ベルト
ベルトはやはりちょっと手間

購入前からわかっていたこととはいえ、正直ちょっと面倒。

特に革がまだなじんでいないときは硬いのでなおさら。

靴ベラさえあれば、ベルトの開け閉め無しでも履くことはできますが、靴のダメージを考えるとちょっと気が引けるかな?

ソールの減りかたは?

公式HPによるとアウトソールの素材はEVA。

ビルケン ロンドン ソール
EVAとは?

プラスチックのプレートから型抜きされた軽量でありながら、耐摩耗、耐久性に優れた素材。

最近のスニーカーでもよく使われる素材です。

アウトソール自体が非常に薄いのでどれほど持つかは、これから履きこんで確かめてみます。

某ゴムサンダルに見えることがある

「クロックス?」新品を履いているときに妻に言われた一言。

ちょっと傷つきます。

とどろ
とどろ

新品時はたしかに見えなくもない・・・。

革のエイジングが進めばそんなことは言われないと思いますが、新品時はパンツとの組み合わせに注意。

靴のかかとが隠れてしまうような丈の長いワイドパンツは相性が悪いです。

まとめ ロンドンは面白い

ビルケンシュトックの定番商品の中でもおそらく人気度はイマイチの「ロンドン」

とどろ
とどろ

ボストンとチューリッヒが強すぎるとも言いますが・・。

サンダルが断トツ人気のビルケンの中でシューズタイプはちょっと陰に隠れがち。

ですが足へのフィット感、ジャケットにも合わせらる汎用性はビルケンシュトックの中でもピカ一。

秋から冬、そして春にかけては分厚いソックスをチラ見せさせながら履くが面白いですよね!

1枚革のアッパーがどういった雰囲気に化けていくのかも楽しみの一つ。

「普段はスニーカーばかりだから、ちょっと気軽に履けるレザーシューズが欲しいなぁ。」

なんて方にはおすすめのレザーシューズです。

どんな靴でも「ビルケンの履き心地」に変えてしまうのがコチラ

足裏に添うように作られたフットベッド(中敷き)がビルケンの最大の特徴ですが、ビルケンの靴じゃなくてもその履き心地を味わうことができるんです。

とどろ
とどろ

この中敷きを使えばね。

レビューはこちらから

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