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ビルケンシュトック「ボストン」のサイズ感は?ほかのシリーズとも比較してみた。

サイズ感
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真冬を除いてほぼオールシーズンで楽ちんを提供してくれるサンダル。

とどろ
とどろ

とはいえ関東在住の私は真冬でも履いています

手を使って靴を履くことすら面倒・・・。そんなあなたにピッタリな靴。

それがビルケンシュトックの「ボストン」

つま先が革で覆われているので、サンダルとはいえ安心感は他と比べて段違い。

ただし、靴のつくりが特殊なのでサイズを間違えると本来は快適なはずのビルケンが、とたんに不快な靴に早変わり。

この記事では絶対に間違えたくないボストンのサイズ選びについて紹介します。

サイズ選びのポイントは「実際の足長+約1㎝=表記のサイズ」です。

とどろ

以前カナダで地元のお店専属の古着ピッカーをしていました。
現アラフォーのサラリーマンです。これまでに過去に所有した靴はスニーカー、革靴を問わず百数十足。
楽ちんなことには目がありません。

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ボストンを購入する際の注意点

ボストンには同一モデルといえど、以下の選択肢があるので購入時に注意してください。

  • 靴の幅:レギュラー or ナロー
  • フットベッド:ソフト orノーマル

ショップで購入するときはスタッフの方が案内してくれるので安心です。

問題は自分でネット注文するとき。

例えば靴の幅ひとつとっても履き心地はレギュラーとナローで全く異なります

とどろ
とどろ

この点についても私の失敗談を踏まえて、後程くわしく紹介します。

BIRKENSTOCK「BOSTON(ボストン)」のサイズ感

男性の足の場合、ウィズ(幅)はレギュラーのみ。

そのため合わせるのは足長(足の長さ)のみで大丈夫です。

実際の足長+約1㎝=表記のサイズ

を購入すればほぼ問題ないかと思います。

とどろ
とどろ

私の場合だと「足長25.1㎝+1㎝=サイズ40(約26.0㎝)」となります。

ぴったりのジャストサイズで購入するとフットベッドのふちが足に当たって痛い思いをするので注意。

「カカト5㎜+つま先5㎜」=1㎝の余裕があればベストです。

カップ状になっているフットベッドの縁が足に当たると歩くたびに痛いです。この点は要注意。

実際のサイズ選びで失敗しないようにビルケン公式で出しているサイズチェックシートを使用するのも便利。

自宅でプリントアウトして使用可能です。

ビルケンシュトック公式サイズチェックシート

ビルケンシュトック公式サイズチェックシート

筆者の足のデータ

私の足は、甲高で幅広(3E)です。

足長(実寸):最大25.1㎝

甲:日本人平均よりやや高い。

幅:日本人平均よりやや広め。

この足でボストンはサイズ40(約26.0㎝)。

幅はレギュラーを購入しています。

足採寸
ZOZOMATで計測
右足左足
足長24.7cm25.1cm
足幅10.0cm10.4cm
甲の高さ7.2cm7.1cm
筆者の足のデータ

筆者がほかに履いている靴のサイズ

参考までに私が普段履いている靴のサイズリストを載せておきます。

ほかにも靴のサイズ感についての記事を書いています。

記事はこちらから。

ビルケンのサイズ表

ビルケンシュトックのサイズ表記はEU表記。

日本人の私たちには馴染みがありませんが、以下の表のようなサイズとなります。

EU表記USサイズ日本サイズ
396-6.525.0cm
407-7.526.0
418-8.526.5
429-9.527.0
4310-10.528.0
4411-11.528.5
4512-12.529.5
4613-13.530.0
対応サイズ表

ビルケンで気になる幅の選択肢。「レギュラー」と「ナロー」について

通販で特に気を付けたいのが幅。

レギュラー:広めの幅

ナロー:狭めの幅

2023年現在、ビルケンシュトック・ジャパンではメンズサイズに関してはレギュラーの展開のみ。

だからきにしないで大丈夫。

そう思っていた私ですが失敗しました。

「これは安い!」と思ってフリマサイトで購入した新品未使用のビルケン。

届いてさっそく履いてみたところ小指あたりに違和感が。

よく見てみるとなんと「ナロー」。

甲周りもタイトにできているので、甲を締め付けるベルトも非常にタイト。

ベルトがギリギリ閉まるレベルでした。

また、アッパーの革は伸びますが、残念ながらフットベッドのふちは伸びません。

つまり小指がフットベッドにあたって感じる違和感は、革がなじんだとて消えるものではありません。

とどろ
とどろ

この間違って買ってしまったナローのビルケン。どうしようか困っています・・。

通販で購入する際はナローかレギュラーか、十分に注意してから購入してください。

「ボストン」の気になる点

今は個人的にビルケンシュトックブーム。

初めて買ったチューリッヒがあまりにも気に入ってしまい、気づけば1年間で4足ものビルケンを買っていました。

そこまで気に入っているビルケンでもちょっと気になる点はあるもの。

ボストンを履いてみて思った気になる点を紹介します。

夏に裸足で履くと普通に蒸れる

通気性が良いサンダルとは言え、真夏にボストンは普通に蒸れます。

特につま先部分。

靴下を履いたほうが快適なこともあります。。

蒸れを軽減したうえでビルケンのフットベッドの凹凸の心地よさを最大限に活かすなら、指がしっかりと解放される五本指ソックスがおすすめです。

長距離の歩行には向いていない

「履き心地が良い」といわれるビルケンシュトックですが、クッション性があるわけではありません。

そのため長距離の歩行にはあまり向いていない。

特にボストンの場合はかかとが覆われていないので、長距離の歩行は一般的な靴に比べると疲れやすい。

どちらかというと長距離の歩行よりも、移動を伴わない長時間の立ち仕事に向いています。

とどろ
とどろ

お店での立ち仕事や、オフィス内でのサンダルとしては最強の相棒です。

「ボストン」を履いてみて良かった点

ビルケンシュトックの中でも、「ボストン」をはいてみて良かった点を紹介します。

オールシーズン着用可能

「ちょっとそこまで」のお出かけからオフィスでの室内履きとして、春から夏のサンダルシーズンはもちろんのこと、厚手の靴下を履けば秋~冬(積雪地域は除く)も着用可能。

とどろ
とどろ

ビルケンの履き心地に慣れてしまうと、こればっかり履いてしまうので、オールシーズンで履けるのは助かります。

大人が履けるサンダル

スポーツサンダルやビーチサンダルを35歳オーバーで履くとどうしても子供っぽくなりがち。

それに対して革製のビルケンシュトックはサンダルでも「ちゃんとしている感」がなんとなく保てます。

ソールの修理が可能

ビルケンシュトックが長く履ける理由として、

  • 革製でアッパーの耐久性が高い
  • ソール交換が可能である

が挙げられます。

ソールがすり減ってしまってもビルケンのショップへの持ち込み、もしくは街の修理屋さんでソールの交換が可能です。

適切に使えば10年くらいなら平気で履けるので、コストパフォーマンスには優れたサンダルです。

とどろ
とどろ

ソール交換のタイミングを間違えないように。コルクまで削れると修復不可になる可能性があります。

脱ぎ履きが楽

サボタイプなので脱ぎ履きに手を使う必要がありません。

スリッパ感覚で使用できるのが本当に楽。

とどろ
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脱ぎ履きが楽でしかも履き心地がいいからこればっかり履くというのはあります。

頻繁に脱ぎ履きをしなければならないような時に活躍する事は間違いありません。

「ボストン」とビルケンの他の靴との比較。

ビルケンシュトックのなかでも、ボストンと他の靴を迷っているあなた。

そんなあなたの為にビルケンを代表する2型とボストンを自分なりに比較してみました。

「ロンドン」との比較

ボストンにかかとが付いたものがロンドン

ロンドンはボストンにかかとがついた、ぽってりとした形状が特徴的な靴。

サイズ感は同じ。

ただし、ロンドンにはソフトベッドを採用したものがないので、ソフトベッドが希望ならボストンを選ぶといいかと思います。

幸いスーツを着る必要がない仕事なので、

  • 仕事の日に履くビルケンはロンドン。
  • オフの日にはボストン

こんな履き方をしています。

どちらがいいとは一概には言えないが、個人的にはできればオフの日にもボストンを履きたいくらいです。

とどろ
とどろ

つっかけ感覚で出かけられるのが本当に楽なんです。

「チューリッヒ」との比較

ザ・サンダル

サイズ感はチューリッヒと同じ。

スエード素材のボストンとチューリッヒはどちらもソフトフットベッドを採用。

完全にサンダル形状のチューリッヒが活躍する時期は春から秋。

ボストンに比べると活躍する期間は短い。

ただし夏の快適さで言えば間違いなくチューリッヒに軍配。

とどろ
とどろ

夏しかサンダルなんて履かないよ!という方はチューリッヒの方が快適です。

まとめ ボストンは1㎝のゆとりを持つと心地よさがマックスです。

フットベッドに対して、足がピッタリのサイズを選ぶと足を痛めます。

革靴のセオリーでサイズを選ぶと必ず後悔するのでつま先とカカトに各5㎜ほどのゆとりを持ったサイズを選ぶようにしましょう。

ポイント

「実際の足長+約1㎝=表記のサイズ」

そうすることでビルケンシュトック特有の足の指の解放感とアーチサポートを最大限に得ることができます。

玄関で靴の脱ぎ履きに手間取りたくない方は是非ビルケンのボストンを!

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