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ビルケンシュトック「オイルドレザー」の特徴&スムースレザーとの比較

革靴
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履き始めから革靴独特のストレスなどなく、心地よく足を包み込んでくれたビルケンシュトック「ロンドン」。

これはオイルドレザー特有の柔らかさによるものです。

そんな、始めから心地の良く足を包んでくれる、ビルケンのオイルドレザーについて細かくレビューします。

購入後回着用、ケアなしの状態

逆にオイルドレザーでないスムースレザーのロンドンも持っていますが、やはり革の硬さによる靴擦れにしっかりと苦しみました。

とどろ
とどろ

一般的な革靴でよくある症状です。

履き続けていればどちらも革は馴染んでくるので、最終的にはフットベッドが足に合うかどうかが一番の肝になるビルケンですが、もちろん見た目も大事。

ビルケンで「オイルドレザー」か「スムースレザー」かを悩んでいる方の参考になればと思います。

とどろ

以前カナダで地元のお店専属の古着ピッカーをしていました。
現アラフォーのサラリーマンです。これまでに過去に所有した靴はスニーカー、革靴を問わず百数十足。
楽ちんなことには目がありません。

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オイルドレザーの特徴

皮を鞣す際にオイルをたっぷりと染み込ませたものがオイルドレザー。

ツヤの少ないマットな見た目が特徴。

購入後2回着用、ケアなしの状態

オイルドレザーのメリット

  • 染み込ませた油分により、柔軟性が高まり耐久性も向上
  • 乾燥につよくなり耐水性が向上
  • 傷が消える、または馴染む
  • 手入れが簡単でラフに履ける
  • エイジングが早い
とどろ
とどろ

柔軟性が高くなることで履き皺あたりの負荷に強く、ひび割れの心配も減ります。

オイルドレザーのデメリット

  • オイルが多いとホコリを吸着しやすい。
  • つまりカビやすい

アッパーの表面にホコリが吸着し、そのホコリが水分を吸うことでカビが発生します。

とどろ
とどろ

とはいえ、頻繁に履くのであれば使用後にしっかりとブラシをかければ特に問題ありません。

オイルドレザーとスムースレザーの比較

ビルケンシュトックのオイルドレザーとスムースレザーを比較してみました。

スムースレザーのロンドンも持っているので、手持ちのもので実際に比較してみます。

オイルドレザースムースレザー
1,革の硬さ始めから柔らかい履き始めは硬い
2,傷のつきやすさ擦り傷がつきやすいややつきにくい
3,経年変化早いゆっくり

1,革の硬さ

馴染むまでに辛い思いをしたくないならオイルドレザーを選びましょう。

履きはじめの革の柔らかさ、しなやかさについてはオイルドレザーの圧勝です。

履き始めからアッパーが足に吸い付くような心地よさがありました。

対してスムースレザーは硬い。

最初、カカトと甲の部分はしっかりと靴擦れを起こしました。

ただし1週間もすれば足に馴染みます。

とどろ
とどろ

私の場合、スムースレザーは靴ずれがひどすぎて、少しミンクオイルを入れて柔らかくしました。

2,傷のつきやすさ

傷がつきやすいのはオイルドレザーです。

歩き方にもよるが、1日着用すると必ず新しい傷が増えている。

これはやや起毛した素材の特性によるもの。

ちょっとしたことで擦り傷ができてしまいますが、ブラシを掛けてあげるだけで大半は収まります。

ただしオイルドレザー特有の色ムラと、傷の量によっては「汚い靴」とも見られかねません。

なるべくツヤツヤの状態を保ちたいのであればスムースレザーをおすすめします。

3,経年変化について

オイルドレザーは履くたびに表情が変わります。

履き始めはマットな質感ですが、ブラシとクリームでケアをすることでツヤツヤに光らせる事もできます。

表情の移り変わりも早いので、履くたびに変わる雰囲気を楽しむことができるのも特徴。

飽き性の方にオイルドレザーはおすすめです。

(スムースレザー)購入後2回着用の画像。まだ新品のような状態でほぼ変化なし

オイルドレザーのケアは簡単。

オイルがしっかりと染み込んでいるので基本的にはブラッシングのみで充分です。

ただ、個人的に色ムラと小傷がとても気になったので保湿のクリームは入れました。

このブログで何度も登場していますが、ジェル状のこのクリームは革製品全般(スエードを除く)に使えるので一つ持っておくだけで便利です。

マット感がと色ムラが無くなり、少し艶がでてきました。

ベルト部分は乾燥しやすいので念入りに

ビルケンシュトックでオイルドレザーを使った商品一覧

ビルケンの代表的なモデルにはおおむねオイルドレザーを使用したモデルがラインナップされています。

ボストン

ロンドン

アリゾナ

モンタナ

ギゼ

まとめ 購入後すぐにガンガン履きたいなら馴染みが早いオイルドレザーがおすすめ?

オイルをたっぷり含むことでしなやかになり、馴染みがとにかく早いオイルドレザー。

購入後、すぐにガンガン履きたい方へはオイルドレザーをおすすめします。

と言いたいところですが、ビルケンの場合アッパーの革以外にもう一つ注意しなければならないことがあります。

それがフットベッドへの慣れ。

アッパーの革がどれだけ足に馴染んでもフットベッドが馴染まないことには長時間履くことはできません。

つまり、オイルド、スムースどちらを買うにしても、足へ馴染ませるには多少の時間が必要です。

とどろ
とどろ

足へ馴染んでいく過程も楽しみましょう

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