既にお気に入りという枠を完全に超えた個人的ド定番。
靴箱の中に常に1足は確保しておきたい永久不滅の名作。
汚れてもまたカッコいいんです
派手さがあるわけでも無く、履き心地が良いわけでもない。
良くも悪くも「普通」のスニーカーですが、
その魅力だけは何故だか色褪せないんですよね。
因みにうちの父親(70歳)がうちの母親を口説き落とした時に履いていたのが
このスーパースターらしいです。
わたしのスーパースターをみて思い出したそうです。
家の娘にもキッズモデルのスリッポンタイプを履かせています
そんな親子3世代に渡って愛されるSUPERSTARの魅力とサイズ感について、
お伝えします。
adidas superstarのサイズ感
サイズ感は普通のサイズ感です。
大き目でもなく、小さめでもありません。
でも「普通のサイズ感」と言っても何が普通か分からないですよね?
以下、ご参考までに幅広甲高足の私が履いている靴のサイズをご紹介します。
尚、この記事↓
でも書きましたが、いわゆる「ローテク系」や「コート系」と呼ばれるスニーカーは、
大きめを買って、紐を「グッ」と締め上げて「シュッ」と細めて履くのが好みです。
ほかのスニーカーとの着用サイズ比較
スパースターは紐を締め上げて履きたいので、
このsuperstar80’s vintage DLX は28.0cm(1サイズアップ)で履いています。
私の足は甲高で幅はやや広め(3E)。
足の長さは最長部で25.1㎝です。
他に履いている靴のサイズは以下の通り。
- adidas superstar (2004年製?) 28.0cm(1サイズ大きめ)
- adidas スタン・スミスコンフォート 27.5cm(ハーフサイズ大きめ)
- VANS オールドスクール 28cm (ハーフサイズ大きめ)
- VANS SLIP-ON 27.5cm (ピッタリ)
- VANS オーセンティック 27cm(ピッタリ)
- NIKE AIRMAX1 27.5cm (ピッタリ)
- newbalance M1400 27.0cm(ピッタリ)
ご覧のように、靴によってサイズにかなりばらつきがありますよね?
参考にしずらい・・・
と思われるかもしれませんが、
足の幅、甲の高さ等、どこで合わせるのかでサイズが違うので、このようなことになります。
例えばVANSの
SLIP-ON(27.5cm)
なんて同じサイズで良さそうなものですが、
甲の部分でサイズが変わっています。
ご参考まで!
スーパースターって何がそんなに魅力的なの?
先にも書きましたが、決して派手で目立つ靴では有りません。
良く言えばシンプル。悪く言えばポッテリ。
また現代のスニーカーの中で、その履き心地はというと、
うーん。良くはないよね?
そうなんです。
柔らかいクッションが入っているわけでは無いので、
雲の上を歩くような履き心地を期待できるスニーカーでは有りません。
ではなぜ1969年の登場からこんなに長きにわたって愛されているのか。
履き心地だけでは語れない魅力があるんですよね。
私は履き心地改善のために必ずインソールを入れています。
「アジ」がでた姿もまた素晴らしい。
「スニーカーというのは綺麗に履いてなんぼ。」
といった風潮が2000年代頃から急速に広まり始めました。
HIP HOPのカルチャーから派生し、
今ではスニーカー好き、またはそれ以外の方でもそうなのではないでしょうか。
中には常にクリーナーを持ち歩き、「少しの汚れも許さない!」
なんて方もいらっしゃいますよね。
痛いほど気持ちはわかります。
ですが、そんな靴ばかりだと正直疲れます。
外で歩く為のスニーカーなのに、汚すのが怖くて履けないなんて本末転倒。
スーパースターはそんな風潮に一石を投じる事が出来る貴重な一足です。
ガンガン履き込んでヤレた姿もまたカッコいい。
本革を使っているので、汚れたら磨いてを繰り返しすことで
絶妙な「アジ」も楽しむことができます。
新品からソールがすり減って寿命を迎えるその時まで、
常にカッコよさを保ち続けてくれる稀有な存在です。
徐々に焼けていくシェルトゥとソール
ヴィンテージのスーパースターをご覧になったことが有るでしょうか??
ほとんどのヴィンテージのスーパースターは「シェルトゥ」
と呼ばれるスーパースター独特の爪先部分と、
ソールの部分が日に焼けてクリーム色に変色しています。
これが何とも言えない雰囲気を生み出してくれるんですよね。
adidasもわざとそのパーツを変色させ、ヴィンテージの雰囲気を漂わせたスーパースターを発売している程。
ただやはり自然に変色した物の独特の雰囲気にはかないません。
スーパースターはそんな経年変化を楽しむことができるスニーカーでもあります。
音楽と絡みついた文化的側面
「superstarと言えば誰?」
と質問すれば、先ず出てきますよね?そうです。
RUN DMC
もしかするとご存じない方がいらっしゃるかもしれませんが、
この曲はどこかしらで耳にした事があるのではないでしょうか。
また、このライブ中にこの「My Adidas」で
観客がadidasのスニーカーを頭上に掲げて熱狂。
その様子を見ていた当時のadidas社が
スポーツ選手以外で初めてスポンサー契約を結んだのがこの「RUN DMC」です。
オールドスクールファッションの教科書ともいえるこの写真集
にも「adidas campus」「puma suede」と並んでスーパースターを履きこなすカッコいいお兄ちゃんたちが出てきます。
全てはここに詰まっているといっても過言ではありません。
私の場合、RUN DMCなどはリアルタイムで聴いていたわけでは有りませんが、上の世代の方々から、脈々と今に至るまで引き継がれてきているのは間違いありません。
これからも履き続けます。superstarがある限り。
色々と細かく書いてきましたが、正直どうでも良いんですそんなこと。
かっこいいから履き続ける!!
ただそれだけです。
どんな服装にも合うしね。
これからも買い替えを繰り返しながら、同じものを何度も買ってしまうと思います。
背景に音楽が聴こえてくるスニーカー。大好きです。
ちなみに父ちゃんも80’sのやつ買ってました
色々思い出したんでしょうね(笑)
履き心地を改善させるなら
先にも書きましたが、決して現代のスニーカーのように
テクノロジー満載のスニーカーでは有りません。
なのでもちろん履き心地は今のモノよりも劣ります。
履き心地を改善させたい方は別売りのインソールに変えるのも良し。
なのでスーパースターのインソールも変更して使用しています。
必ず既存のインソールを取り外してから入れてくださいね!
土踏まず部分がしっかりサポートされて快適。疲れません。
とどろの靴歴史はこちら↓